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 迷子猫

中央区で動物との共生推進員の人たちが活動を始めてから、多くの飼い主のいないネコ(野良猫)にお家が見つかり、みんな幸せに暮らしています。

もともとお外の暮らしを知っているネコたちを飼い猫として適応できるように、推進員の人たちはトレーニングして譲渡会に臨んでいます。そして、譲渡の際には必ず脱走には注意するようにお願いをしています。

それでも、飼い主さんがチョット油断したすきに、ベランダに出てしまったり、玄関から飛び出してしまったりしています。
ネコは隙間が好きなので、スルリと抜け出してしまうのです。

気をつけていたはずなのに、万が一脱走してしまったら…

いざとなると、どこへ行ってしまったのか心配ですし、何をしたらよいのかと焦ってしまうと思います。

まずは、いったん深呼吸をして、落ち着きましょう!!

そして、捜索に関わる行動を開始しましょう!!

ネコちゃんは、逃げてすぐには遠くにはいきません。

少しでも早く行動開始することが、ネコちゃんを早く保護するためにとても大事です。

こちらに、猫がいなくなってしまった時の対応を記載しています。

必ず帰ってくると信じて、探しましょう。
 

関係先へ連絡
関係先へ連絡する

 1.いなくなったときの状況をまとめる

ネコちゃんの捜索に関わる情報を関係先に連絡するために、いなくなったときの状況が必ず聞かれます。

以下の情報を、メモにまとめましょう。

<捜索のための情報>

 ①ネコちゃんの名前、性別、年齢、体格、体重

 ②毛柄、特徴(首輪、迷子札、マイクロチップ装着など)

 ③いなくなった場所と日時

 ④性格、人馴れ度

 ⑤写真

 2.関係先へ連絡する

連絡が必要な関係先は、以下の通りです。それぞれ連絡しましょう。

①保健所
 中央区保健所 生活衛生課 生活衛生係

  電話番号:03-3541-5936

②動物愛護センター

 東京都動物愛護センター   

   電話番号:03-3302-3507

③警察署

 中央区内の警察署にて遺失物届けを提出してください。

  中央署

  久松署

  築地署

  月島署

④共生推進員(保護主さん)
​ 
譲渡時の保護主さんにも連絡して、アドバイスをいただきましょう。

  

 3.ポスター・チラシを作成する

ポスターやチラシを作成して、近隣の目のつくところに掲示をお願いしたり、近所をよく歩いている方々に捜索のご協力お願いするために、とても役立ちます。

具体的には、近所の動物病院やお店への掲示をお願いのほかに、宅配および新聞の集配所にお願いしてそのエリアを動いている方々の目を活用しましょう。犬のお散歩をしている方から目撃情報を提供いただいたこともあります。

また、近隣マンションの管理人さんにお願いして、マンション掲示板への貼付、マンション清掃員や住民に情報を共有していただくことも効果的です。

ポスターが作成できるサービスやSNSと連携する掲示板を提供するサイトもありますので、「迷子ペット」「ペット捜索」などのキーワードで検索してください。

 

近所を捜索する
近所を捜索

 1.自宅に自力で帰れるようにする

ネコちゃんは、近くに身を潜めていて、周囲が静かになったらひょっこり帰ってくるということもよくあります。

自宅がわかるように、可能な範囲でネコちゃんに目印を出してあげましょう。

・自宅のまわりに、エサやネコちゃんが使ったトイレの砂を置きます。

・自宅の玄関ドアまたは窓の隙間を開けて、自宅に入れるようにします。(防犯上、可能な範囲で)

 2.近所を捜索する

ネコちゃんは、音に敏感なので、夜静かになってから​動き出すことが多いです。

近所を捜索をするときは、以下のモノを持っていきましょう。

<捜索時のもちもの>
 ・ゴハンやおやつ

  出会ったときにおびき寄せるため

 ・キャリーバックまたは洗濯ネット

  保護した後に収容するため。洗濯ネットはかさばらないのでお勧めです。

 ・懐中電灯

  猫の目は光を受けると反射して光るので、夜の捜索時に探しやすくなります。

 ・バスタオル

  普段大人しいネコちゃんでも、パニックとなる可能性があるので、保護のときに捕獲しやすくするため。

 ・チラシ

  捜索中にであった方に、目撃していないかヒアリングする時にあると便利です。

  

 3.捜索サポートをお願いする

猫の捜索には、コツがあります。猫の特性を知り尽くしたプロのペット探偵にお願いすることも一策です。

また、共生推進員に個別に捜索のアドバイスおよびお手伝いのご希望・ご相談される場合は、こちらからご連絡ください。

 共生推進員への相談はこちら ⇨ ご連絡フォーム

 4.ネコちゃんが見つかったら

無事にネコちゃんが帰ってきたら、こちらも忘れないようにしましょう。

①ケガ、体調の変化がないか確認する。

 ケガだけでなく、外でノミやダニを連れてくることもありますので、動物病院へ連れていくことをお勧めします。

②関係先へ報告する。

 お手伝いしてくださった方にも忘れず、お礼とともに保護できたことを報告しましょう。

③ポスターを回収する

​ 掲載協力いただいた方にも一言ご報告しましょう。

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