預かりボランティア
🐾 預かりボランティアってなに?
簡単にいうと、動物愛護団体やボランティア団体が保護した保護猫を、里親さまが見つかるまで一般家庭でお世話するというボランティアです。
シェルターなどの飼育施設でのお世話作業などはなかなか時間が取れないけど、ご自宅で猫ちゃんの日頃のお世話をすることなら、できるかもしれないという方もいらっしゃると思います。飼育環境を整え、保護猫ちゃんの個性を見極め、家猫として修行することで猫ちゃんの幸せをつなぐことができます。
主に猫ちゃんを里親に出すまでのお世話が中心となりますが、以下のようなケースでもお願いすることがあります。
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飼育経験がなく里親として20年の責任を全うできるか不安があるという場合、まずは預かりボランティアとして猫と一緒の生活を始めることもできます。その後、気に入っていただければ、そのまま里親となることも可能です。
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これまで猫を飼っていたけど、自分が高齢となってしまい将来のことを考えると新たに家族を迎えることはできなくて寂しいという場合、ご自身が健康である間は預かりボランティアとして猫と一緒の生活を復活させることができます。
いずれの場合も、ご自身のライフスタイルや環境などとあわせて、保護主さんとよーーく相談して始めましょう。
🐾 預かりボランティアと保護主との関係
預かり猫ちゃんは、保護主さんに所有者としての責任と権限があります。
ですので、日頃の状況の報告を定期的に行い、保護主さんとのコミュニケーションはマメに行い、何かあれば都度保護主さんの判断を仰ぐことが必要となります。
また、どの猫をどこにお預かりに出すかなどは、保護主さんがその猫ちゃんの性格やお預かりさんの環境等を考慮して決めることが多いです。
預り開始する際は、保護主さんとの詳細の確認をお願いいたします。
🐾 預かりボランティアさんにお願いすること
🐱飼育場所の確保
ご自宅内にて飼育いただくための場所の確保をお願いします。
先住猫さんがいる場合は、必ずケージをご用意ください。お持ちでない場合には、レンタルが可能な場合もありますので、保護主さんへご相談ください。
🐱日常のお世話
食事や排泄物の処理など、基本的な日常のお世話をお願いします。
なお、お世話にかかるキャットフードやトイレ用品等の費用は、ボランティアさんにご負担をお願いしております。
🐱動物病院への通院
体調不良で病院へ診察が必要となった場合には、事前に保護主さんへご連絡いただいた上で、連れて行ってください。
預かり猫ちゃんにかかりました医療費は、後日精算いたしますので、必ず領収書を保管ください。
🐱定期的なご報告
預かり猫ちゃんの様子を定期的にご報告お願いします。
🐱譲渡会への参加
保護主さんと相談の上、預かり猫ちゃんが譲渡会に参加可能と判断された場合には、譲渡会当日に会場までのお届けとお迎えをお願いします。
🐾 預かりボランティアの条件
🐱お申し込み可能なエリア
中央区内およびその近隣区(千代田区、港区、江東区、墨田区)の方がお申し込みいただけます。
近隣区においては、緊急事態が生じた場合に保護主さんや関係者が駆けつけられることができる範囲となりますので、場所によってはお断るする場合があります。
🐱住環境
ペット飼育が可能な物件にお住まいの場合に限ります。
住居内の脱走対策も講じられるよう、お願いいたします。
🐱家族構成
特に条件はございません。
ただし、小さなお子様がいらっしゃる場合、保護猫が怖がる・攻撃するなど人馴れしにくくなる可能性があるためお勧めできません。
🐱飼育経験
保護猫の飼育経験があると望ましいですが、愛情をもってお世話いただける方であれば飼育経験がなくても大丈夫です。
ただし、飼育経験がない場合は、お預かりする猫ちゃんを保護主のほうで選ばせていただきます。
🐾 預かりボランティアになるまでの流れ
預かりボランティアになるまでの主な流れは、以下のとおりです。
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下記のお申し込みフォームから、お申し込み内容を送付ください。申し込み受付後、事務局にて内容確認します。
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ご希望の内容をベースに預かりボランティアを必要としている保護主さんへ情報共有し、保護主さんから連絡されます。
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保護主さんと直接、預かり猫ちゃんとの面談および受け入れ準備等について詳細をご確認ください。
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後日、保護主さんが預かりボランティアさんのご自宅に訪問し、預かり猫ちゃんの引き渡しとなります。(同じ保護主さんから預る猫が2頭目以降の場合は、この限りではありません)